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インバスケットを学ぶ最良の本~仕事は8割捨てていい/インバスケット式「選択と集中」の技術~

書評

 

今度昇格試験でインバスケット受けるけど インバスケットって何?

どんな問題が出るの?

そんな人向けにおすすめの本です。

著者はインバスケットの第一人者の

鳥原隆志さんの本です。

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鳥原隆志さんとは

株式会社インバスケット研究所代表取締役であり、

「インバスケット思考」シリーズなどの著者でもあり

インバスケットの日本の第一人者です。

もともとはダイエーで働いておられたようですが、

昇進試験でインバスケットに出会われ、研究されている人です。

実は、自分はツイッターでフォローしています。

インバスケットとは

架空の人物になりきり、制限時間の中でより多くの案件を高い精度で正しく処理することを目標とするバーチャル・ビジネス・ゲームのことである。

インバスケット(未処理箱)に入っている案件を処理していくことが求められるゲームなので、「インバスケット」という名前がついたと言われている。

インバスケットのルーツは、1950年代アメリカ空軍の教育機関で、訓練の結果測定のために開発されたものだと言われている。

その後、一流企業などで管理者、リーダーの教育ツールとして活用されるようになる。近年では、官公庁や中小企業でも、教育・研修ツールとしても使われている。

実施方式としては、条件・環境設定と案件が書かれた書類が受験者に渡され、受験者が制限時間内に案件処理を行う(処理の内容を回答用紙に書く)というものがほとんどである。自由回答式が主流であり、絶対的な正解がないというのもインバスケットの特徴である。

絶対的な正解がなく、問題によって様々な要素を測定できる。また、繰り返すことで総合的なスキルアップが図れる等の理由から、有効かつ幅広い可能性を持ったトレーニングツールとして、各方面で活用されている

仕事は8割捨てていい~インバスケット式「選択と集中」の技術の紹介

実はこの本、自分の昇進試験の課題図書です。

この本が無ければ、自分もインバスケットには出会わなかったです。

課題図書とされているだけあって、

中身がありました。

物語調でもあったので、読みやすくもありました。

印象に残った文言


・知識を行動に変化させるには自分自身を追い込む必要がある

・管理職は判断職

・個々が書類を捨てる時間をつくらないようにしている

・一度やってみよう、そして一定時間がたって効果がない場合は見直せばいい

・個々が書類を捨てる時間をつくらないようにしている

・枠組みを見つけて乗り越える

・他人に期待されている自分と、なりたい自分の合致点を見つけることでほんとうの自分になれる

・客観的で主体的な立場に立つことに集中する

・失敗という現象に引きずられすぎると、逆に成果が上がらなかったり、別のミスを犯す可能性がある

・コンセプトはゆるぎなき軸です。

・自分自身の価値を上げるには自分の軸により力を入れることで、自分自身のブランドが上がっていく。

・私情を捨てることで、全体の視野が広まり、冷静な判断ができる

・いざという時に他人の責任にできるという考えは捨てるべき

・成功体験を検証した上で活用するプロセス

・対策立案における外してはならないツボは、複数の対策を比較して検討する

・新しい挑戦をすることでさらに成功体験は増え、自分自身のこれからの選択肢も増える

・今抱えているものをリスト化する。できれば鉛筆で書き、それを一度消しゴムで消してみる

・集中させる場所を判断することのほうが大事

職場で生かすには

 

①対策立案の方法

 

【本の中では】(P220)

成功体験をそのまま次の体験に利用しても、失敗する可能性がある。失敗しない為には成功体験を応用し活用する。そのために、複数の対策を立案し検討することが重要 と記述されていた

【現在の自分】

成功していることはそのまま次にも利用することが一番良いと考え、複数の対策を検討することがなかった

【今後の自分】

複数案検討すべきと考える。

【職場では】

複数案検討することを常時考えるようにする。

その為にまず、いつでも目に付くように

自席のPCに付箋等で「複数案検討」と貼付しておく。

うまくいけば、付箋を無くし、いつでも考えられるようにし、

更にうまくいけば、部門内に広めるようにしたい。

②選択と集中の方法

【本の中では】(P87)

全ての仕事で満点を取ろうとしない。キャパを超えそうになったら、ウェイトを変える。 と記述されていた

【現在の自分】

今までは業務を全て満点を取ろうとしていて、キャパが足りなければ、終わるまで、残業しても対応すべきであると考えていた

【今後の自分】

仕事の重要度により合格点(ライン)を想定し、仕事を進めるべきと考える。

【職場では】

合格点(ライン)を想定し、仕事を進めるようにしたいと考える。

その為にまず、一覧をつくり、見える化し、

合格ラインを想定し、優先順位を決めて実行する。

うまくいけば、頭の中でできるようにしたい。

③意思決定力(捨てる力)

【本の中では】(P42)

捨てるという判断行為をしないと、向かう先は簡単でリスクが少なく、もっともらしい言い訳がある方向に進んでしまう。 と記述されていた

【現在の自分】

捨てる際に「とりあえず」「いったん」「あとで」といって安易に残していることが多々あった

【今後の自分】

捨てることも大事な判断と考え、安易に残すことをするべきではないと考える

【職場では】

捨てることも大事な判断と考え、安易に残すことをするべきではないことを習慣づけたい。

その為にまず、「とりあえず」「いったん」「あとで」という言葉を発することをなくし、

その場で考えて捨てるか残すかの判断をする。

それを続けることで、判断力をつけていきたい。

 

まとめ

本では物語調になっており、

かなり読みやすいです。

大事なことが物語の中に入っているので、

自分は何度も読み返しました。

仕事量が増えていく管理職の方の

悩みを解消してくれる本です。

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