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技術士二次試験 受験資格ってあるの?【簡単に説明】

技術士

二次試験の受験資格について、複雑でわかりません。
受験条件について
技術士補となる資格を有した後通算して4年とありますが、
どういうことですか?

技術士2次試験は誰でも受けれる訳ではありません。
一定条件を満たした受験資格が必要です。

受験資格でもいろいろあり
パターンによっては受けれたり
受けれなかったりするので
わかりにくいです。

本記事では

  • 技術士2次試験の受験資格
  • 実際の受験者の年代

について書きます。

これを書いている私は

・技術士2次試験合格者(機械部門)
・技術士1次試験は5度目でやっと合格
・技術士2次試験は1度目でなんと合格
・機械設計をして20年

こういった私がお伝えします。

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技術士 二次試験の受験資格をわかりやすく

技術士二次試験を受験するには
2つの条件が必要です。

①修習技術者になる
②実務経験を積む

それも取る順番も決められています。

技術者1次試験などを合格して修習技術者になる

数年の実務経験

二次試験の受験資格を得られる

二次試験受験へ・・・

修習技術者になるには

修習技術者になるには
2つの方法があります。
・技術士1次試験を合格する
・指定された教育課程を受ける(JABEE)

技術士1次試験を合格する

技術士1次試験を受験し、合格することです。
合格すると修習技術者なれます。

1次試験は
筆記試験です。

年1回の実施ですので、
ある程度計画する必要があります。

なお、
1次試験の受験部門と2次試験の受験部門が
異なっていてもかまいません。

例えば 1次試験で経営工学部門を合格し
2次試験では機械部門を受験することも可能です。

指定された教育課程を受ける(JABEE)

一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)は、
技術者を育成する教育プログラムを「技術者に必要な知識と能力」「社会の要求水準」などの観点から審査し、
認定する非政府系組織です。
認定プログラムの修了生は、
国家資格である技術士の第一次試験が免除されます。
(一般社団法人 日本技術者教育認定機構HPより)

認定された大学・学部で卒業すれば
JABEEがもらえます。

全ての年代が取れる訳ではなく
認定されている年度でないといけません。
卒業年度も関係するので、
注意が必要です。

卒業時に認定書がもらえます。

JABEEの認定があるのはこちら

実務経験を積む

修習技術者になった後
実務経験を積まないといけません。

3つの方法があります。
①7年の実務経験(1次試験合格前でも可)
②4年の実務経験(1次試験合格後・職務上の監督者の下で)
③技術士補になって指導技術士の下で4年実務経験を積む

基本的には①7年の実務経験での受験の方がほとんどです。

なお、大学院で研究に従事した期間も実務経験に含まれます。

7年の実務経験(1次試験合格前でも可)

指導者や監督者の有無、要件問わず、
7年の実務経験があれば大丈夫です。

実務経験とは

科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項について、計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務

ということです。

この場合だと、会社に入って7年経てば受験可能です。
標準の大卒で最短で29歳です。

4年の実務経験(1次試験合格後・職務上の監督者の下で)

第1次試験合格後、職場上司等の監督者の指導の下で、4年の実務経験が必要です。

①より受験できる年齢が低いので
条件にあてはまった人向けです。

大学時代に1次試験を合格した人や
JABEEを持っている人が
この条件です。

この場合だと、会社に入って4年で受験可能ですが、
監督者等の条件もあるので、限定されます。
標準の大卒で26歳が目安です。

技術士補になって指導技術士の下で4年実務経験を積む

技術士補として、技術士の指導の下で、4年の実務経験を積む

この場合だと、特に会社に入らずともなれるので何歳からでも慣れます。

最短で1次試験合格が9歳なので、13歳です。

最短で取れますが
限られた人向けですので、
一般の方はあまり気にする必要はありません。

実際の受験者の年代

実際の受験者の年代は
早い人で20代後半で
30代、40代がほとんどです。

50代の方もいます。

まとめ

技術士二次試験 受験資格について簡単に説明しました。

特別な人以外は
大学卒業後
関連する会社・業務(大学院含めて)を7年経験すれば
2次試験が受けれます。

その間に1次試験を合格してください。

技術士
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