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技術士二次試験合格発表後にすべきこと

技術士

技術士2次試験を合格しました。
技術士を名乗るにはあと申請が残っています。
その方法を教えてください。

合格率の低い筆記(論文)試験を合格し、
精神的にしんどい論文試験を合格し、
やっと難関を突破したかと思いきや
まだ手続きは残っています。

実は、手続きを段取りよく進めないと
技術士資格がもらうのが大分遅くなります。

私の場合3月8日合格発表から

3月16日に申請書を郵送して
4月14日に技術士登録証が届きました。

登録が4月11日でした。
1カ月弱かかったことになります。

技術士二次試験合格後に
すべきことと注意点を説明していきます。

試験と同じで準備が必要なので、
早めに理解しておくことが必要です。

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技術士の資格を名乗れるのは登録申請をしてから

技術士第二次試験に合格された方※が「技術士」となるためには、
文部科学大臣指定登録機関である公益社団法人日本技術士会に登録の申請を行い、
技術士登録簿に必要な事項の登録を受けなければなりません。

〔技術士法第32条第1項〕

技術士二次試験を合格しただけでは
技術士を名乗れる資格を持っているだけで
何もできません。

現時点で「技術士」の名称を使用した際には
逆に罰則になってしまいますので、
注意してください。

これも技術士法で決められています。

技術士登録の流れ

合格後の流れです。

合格発表前からでも準備できるものはあります。

合格発表後は申請が殺到するので
時間はかかります。

合格前にある程度準備することで
最短で技術士登録証をもらうことが出来ます。

(3月11日申請で3月21日交付された方もいます)

登録までの流れは以下になります。

①合格番号発表・官報発表

②登録申請書の作成・必要書類の準備

③申請書の提出・受付

④申請書類の審査・技術士登録簿への記載・技術士登録証の交付

注)合格発表後の2ヶ月間は申請が集中します。
申請書類の提出・受付(郵送物着)から
技術士登録証の交付までに、4~5週間ほど要する場合があると公式ページでは書かれています。

私の場合は4週間でした。

順を追って説明していきます。

①合格発表・官報発表

合格発表日に発表されます。

合格発表は2パターンあります。

受験者番号での掲示:技術士会のホームページにて

自分の名前での掲示:官報にて

双子パパ
双子パパ

官報だと自分の名前が書かれているので実感がわきますよ。

 

②登録申請書の作成・必要書類の準備

技術士会のHPに合格後ということで
登録申請書の書き方のページが表示されます。

その中に申請に必要な書類が添付されています。

必要な書類は
①技術士登録申請書(記入)
必要な事項を記入します。

②技術士登録申請書(費用貼り付け)

登録に必要な費用は以下の通りです。

・登録免許税:30,000円
収入印紙で必要な為、郵便局に行かないといけません。
(土日が空いているゆうゆう窓口でも対応しています)

・登録手数料:6,500円
郵便局や銀行での振込用紙を利用して振込みの他に
インターネットバンキングも利用できます。
ネットの場合は振込み完了画面を印刷して貼り付けする必要があります。

手間を考えるとインターネットバンキングですね。

③技術士の事務所に関する証明書(登録用書類No.2 )

会社勤めの人はこの書面となります。
自営の方は技術士HPを参考下さい。

注意点としては会社の公印が必要なことです。

特に大企業の場合は、印鑑をおしてくれる人と勤務場所を気をつける必要があります。

ここが一番時間がかかるネック工程です。

できるだけ事前に準備しておきましょう。

④登録証発送用宛名ラベル
返送用のラベルです。
印刷して自分の住所を書いて
裏面に両面テープを貼り付けすればOKです。

③申請書の提出・受付

上記の書面の準備が完了したら
申請書をまとめて入れて送付します。

送付する封筒は規定はありませんが、
折り曲げない方が良いため
A4サイズが入る封筒である「長3」がおすすめです。

あとは郵便局にいって
「簡易書留郵便」で送付ください。

※履歴が残らない切手で送らないようにしましょう。

④申請書類の審査・技術士登録簿への記載・技術士登録証の交付

あとは登録証がくるのを待つのみです。

私が申請で注意した点

ここからは私が実際に申請する際に気を付けたことです。

事務所の登録形態

はじめは会社に申請するのも面倒なので
自分の名前で架空の技術士事務所と記入していました。

しかし、よく読んでみると
その場合も会社の同意書が必要(同意書(登録用書類No.3 )
のようですので、
切り替えして、

きちんと会社による証明書(登録用書類No.2 )
に変えました。

ただ良かったことは会社に申請して3日で記入されたものがもらえたことです。
会社の事務も国家資格だけあってこのあたりは理解してくれました。

事務所の代表者を誰にするか?

また、事務所の代表者の名前も悩みました。

会社(本社)の代表者、本社以外の代表者以外(支社長、支店長、工場長等)
どちらでも記入して良いとなっています。

最初は工場長クラスの方が良いかと思っていましたが、
逆にそのクラスの方には事務員がいなかったので、
また転勤が多い会社なので、転勤があった際には都度登録変更しないといけないので、
最終的には会社(本社)の代表者印をもらいました。

この場合も特に会社の代表者=社長に説明する必要がなく
事務員クラスで対応できましたので、逆に手続きが楽でした。

まとめ

技術士二次試験合格後から
技術士登録までの道筋を書きました。

技術士登録をして
「技術士」と名乗れます。

登録を受ける前に名乗ると法律違反になりますので、
確実に登録してから名乗るようにしましょう。

技術士
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