こんにちは。双子パパです。
仕事をしていると
問題にぶつかること多いですよね。
自分もよくあります。
問題にぶつかったときにいろいろな手法を
試してみました。
以前になぜなぜ分析を利用することを説明しました。
今回は
QCの代表的手法である
QCストーリーについて説明します。
QCストーリーは
科学的な問題解決方法で有名です。
手法といっても
難しい内容ではないので、
是非一度試してみてはどうでしょうか?
QCストーリーを使うことで3つのことができます
①問題(あるべき姿と現状の差)を発見できます
②原因を科学的に突き止めて、除去できます
③より良い状態にできます。
QCストーリーとは
QCにおける問題解決に関して、「テーマ」「取り上げた理由」「現状の把握」「解析」「対策の立案」「対策の実施」「効果の確認」「歯止め」「残された問題と今後の進め方」という構成要素に基づく活動、または発表の手順をいう。構成要素に「目標の設定」を含めることもある。
各構成要素は、その順序を守って活動せよ、または発表せよ、という意味です。 従って、事前にそのような順序で作成した記入用紙(定型用紙)を配って活動の結果を記入させることは誤りである。
出典:wikipedeiaより
QCストーリーのやり方
8つのステップに分けて実施します。
①目標の選定とその背景を明確にする
②現状を把握する(悪さ加減の把握)
③要因解析(因果関係の把握)
④対策の検討・立案
⑤対策の実施・フォロー
⑥効果の確認
⑦標準化と管理の定着(歯止め)
⑧反省と今後の対応
こう書かれてもうまく飲み込めないかと思いますので、
次は誰でも思う例で具体席に説明します。
具体例:仕事中(授業中)に居眠りしないようにするためには
①目標の選定とその背景を明確にする
目標の選定
仕事中(授業中)に居眠りしないようにするためには
背景
仕事中に居眠りをして、効率が悪い
②現状を把握する(悪さ加減の把握)
現状把握
仕事中に30分ほど居眠りする
③要因解析(因果関係の把握)
要因解析
寝不足が原因
なぜ寝不足か?
→寝る時間が足りない
なぜ寝る時間が足りないのか?
→夜遅くまで起きている
・・・
ここで前回のなぜなぜ分析を使用します。
④対策の検討・立案
対策の検討
ここでは③で要因を解析した内容を利用して検討します。
夜遅く起きているのが悪いので、早く寝る
⑤対策の実施・フォロー
対策の実施
早く寝る
そのままですね。次が大事です。
⑥効果の確認
次の日の居眠りの時間を測定します。
〇居眠りの時間が無くなった
→効果ありです。
×居眠りの時間が減っていない
→効果がないです。
③に戻って、他の要因がないか確認します。
⑦標準化と管理の定着(歯止め)
標準化
早く寝る
管理の定着
その時間までに布団に入る
⑧反省と今後の対応
居眠りが無くなったことで、
仕事の効率が良くなったか確認します。
良くならなければ、また①に戻って考えます。
以上のようになります。
このように
QCストーリーは製造業から生まれた方法ですが、
誰でも使える簡単な道具です。
大事なのは、
①~⑧のサイクルを
何度も平行して高速で回す
ことです。
まとめ
課題にぶつかることに対して
QCストーリーは有効です。
手法といっても
難しい内容ではないので、
是非一度試して下さい。
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]