![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2020/10/nayami.jpg?w=1256&ssl=1)
出向を言い渡されたんだけど、
出向先の勤務時間が長いので、
同じ給与かどうか心配です。
出向手当ってどれくらいもらえるものなの?
出向となるといろいろ心配になります。
中でも給与に影響する
出向手当がどんなものかはきちんと知っておく必要があります。
本記事は以下の構成でお伝えします。
・給与の支払い元
・出向手当の有無
これを書いている私は
8年親会社で働き、その後
子会社に出向して
9年経験しております。
こういった私がお伝えします。
給与は出向先?出向元?
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2021/03/技術伝承.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
まずそもそもの給与はどちらから出ているかが
わかっていた方が良いです。
出向後の給与金額
一般的には出向元の給与水準で支払われるのが一般的です。
出向になって不安になっている人は安心してください。
出向後の仕事内容(残業時間等)によって多少増減するかもしれませんが、
水準は変わりません。
給与はどこから支払われる?
出向元・出向先のどちらが給与を支払うかは、
2社間の取り決め(契約書)によって決まります。
パターンは下記の3つです。
・出向元が全額
・出向先が全額
・出向元と出向先が分担して支払い
一般的なパターンは
出向元が全額です。
ただし、残業代等 本来より追加で支払いをしないといけない場合は
出向先が負担している場合もあります。
私の場合は、
金額の算出方法は出向元で、
出向先が負担していたのは
同じ年齢での出向先での給与と残業代のみ負担していました。
残りの金額は出向元が負担です。
出向手当の有無
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2021/03/朝活 スケジュール.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
出向手当の有無は会社の就業規則等の規定に記入されています。
まずはその規定がないか人事に確認しましょう。
会社によっては出向手当はまちまち
規定に出向手当が出ると書いていれば
給与として支払われます。
出向手当の一般的な金額
政府統計で毎年発表になっていますので、
まずはその資料から、
・平均支給額は2.3万円/月
・最高5.9万円、最低0.5万円
・出向手当を支給をしているのは45%(89社/197社中)
(2018年統計です)
参考にこちらにリンクを
2018年以降はなぜか出向手当に対する調査が無くなっており、
これが最新となります。
私の場合
私の実例では
出向手当が出ていましたが、
途中で無くなりました。
当初の規定では
「年間所定労働時間より長い所定労働時間を定める出向先に在籍する場合
その所定労働時間の差に対して支給する」
とありました。
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2022/09/出向手当-例.jpg?resize=300%2C109&ssl=1)
出向先は忙しい時期(1~3月)は土曜も出勤していたので、
長い労働時間でしたので、
その分の支給がありました。
出向当初は平均レベルの
2.4万円/月の支給がありました。
しかし、途中から会社の規定が変更になり、
手当自体の支給も無くなりました。
当時労働組合に連絡して対応をお願いしましたが、
労働組合も出向者に対してはあまり関心がなく
会社に伝えても、そこまで粘り強く交渉してくれませんでした。
結局途中から手当がなくなりました。
まとめ
出向手当については、
・手当がでるのが45%の会社
・手当の金額は2.4万円/月 平均
と統計調査があります。
出向手当も大事な労働条件です。
出向契約書等を記入する際は
そのあたりの知識を付けながら、
会社側と話をしていきたいですね。
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