関連会社への出向を言い渡されました。
行ったこともないところで、仕事がうまくできるか心配です。
ちゃんと生活できるかも心配。。。
自分にはまだまだ先だと思っていたら、
まさかの出向命令。
出向は転勤と違って会社が変わります。
同じ会社に所属のままですが、
住む場所や働き方は
ほぼ転職ぐらいに劇的に変わります。
本記事では、
劇的に変わる変化に対する不安を
解消、克服するべく
心構えやあらかじめ準備することについて
お話ししていきます。
これを書いている私は
8年親会社で働き、その後
子会社に出向して
9年経験しております。
出向が会社員人生の半分ですが、
辞めたい気持ちもありましたが、
現在は出向経験を生かして
仕事に取り組めています。
こういった私がお伝えします。そのあたりを記事にしていきます。
初めての出向の不安事項 3つ
出向に関して、
いろいろなことが不安になりますよね。
重なってくるので、ごちゃごちゃになります。
まずはそれぞれ不安を解きほぐして
一つ一つ明確にしていきます。
明確になれば、対処法も見つかっていきますので。
出向の不安① 新しい土地に自分が合うか不安
まずは生活の場所が変わるのが不安になります。
”衣食住”
・どこに住んだらいいの?
・アパート借りたらいいの?
・家族と一緒に行くのか?単身で行くか?
・近くにコンビニやスーパーあるの?
このあたりが不安になります。
出向の不安② 会社の人間関係、仕事の不安。
次に不安になるのは、出向先の会社。
・出向先の会社はブラックじゃない?
・上司はいい人?
・同僚と仲良くなれる?
・取引先との関係って良好?
・仕事の分量ってどれくらいあるの?
いままでいろいろ話をしていた同期からも離れてしまいます。
相談相手も探さないといけないので不安になります。
出向の不安③ 交通手段どうする?
出向となると、ほとんどの人が大企業から中小企業になると思います。
大企業は都市圏にあるので、交通網が整備されているところが多く
車を保有しないで、電車・バスだけで移動していた人も多いです。
それが地方になると、
もちろん交通網は整っていません。
電車やバスが走っていないところも。。。
そうなると車が必須になりますよね。
車を買うとなると大出費になるので
どうしたらよいか迷う人も多いです。
出向への心構え 3つ。
出向の不安を挙げてみました。
不安をそのまま放置すると
心が病んでしまいます。
その不安を少しでも解消、克服し、
ハッピーな出向ライフが送れるよう、
まずは心構えからお話ししたいと思います。
出向の心構え① 新しい経験が会社のお金でできるんだと考える
これまでの慣れ親しんだ土地、仕事内容、人間関係が
全てリセットされてしまうことは確かに気が重いです。
でもそれはリセットされる訳ではなく、
元あった経験から新しい経験がプラスされる訳です。
ドラクエでいうと
遊び人LV.20→賢者LV.01
になるだけです。
最初はいままで通りできなくて
つらいかもしれませんが、
どんどんレベルアップしていけば、
いままでの自分より成長できます。
新しい可能性が見つかることもおおいにあります。
出向の心構え② 住めば都と考える
新しい赴任地は話し方も変わってくるところもあります。
文化も違います。
雪が降るので、雪かきもしないといけないかもしれません。
でもそれもここのスタンダードはこうなんだ、
ところ変われば人も変わると思ってある意味、
割り切ることも必要です。
雪国に赴任したのなら、週末スキー
山だったらゴルフ
海だったら釣り
などなど、きっと色々とありますよ。
出向心構え③ 情報収集をきちんとする
出向いやだー!とぐずぐず思う時間があるなら、
気持ちを切り替えて
赴任先の情報収集作業にかかりましょう。
物件探しは丁寧に!
特に赴任先に入居可能な社員寮が無いなら、物件探しは丁寧に!人気のある物件はすぐに決まってしまうので、できるだけ短期集中で頑張りましょう。
不動産会社に丸投げするのではなく、
先に出向している人に情報を聞くなど、
現地の情報をもらうことが大事です。
特に地方だと駅チカが良い!
というだけで探すだけでは不十分です。
電車が1時間に1本というところもあり、
駅周辺が栄えているのは少ないです。
そうやって色々情報を集めた上で
物件をいくつかリストアップしたら、
内見は必ず行いましょう。
赴任地が遠方の場合、
事前に行って部屋探しができるのは1日か2日でしょう。
できるだけ効率よく回れるよう、不動産会社と相談しておきます。
出向の不安 解消方法
出向不安解消法① 良い意味で開き直る!
心構えの項目でお話しした
・捨てなければ得られないものがある
・ところ変われば人変わる
・住めば都
これまでとは違うんだ、ということを前提に開き直って考えましょう。
「前はこうだったのに」
という思いもあると思いますが、
もう過ぎてしまったことなので、
いままでの経験とこれからの経験を積み重ねれば
自分にしかない考え方ができるようになります。
出向不安解消法② 出向先に馴染むための近道
出向先、最初の挨拶はきっちりと!
赴任後初めての挨拶は
元気良くしっかり声を出してしましょう。
当たり前のようですが、第一印象はとても大事です。
いままでより意識してするようにしましょう。
手土産も大事!
手土産があると、話が進んだり、
話が出来なくても、置いておくだけで印象は良くなります。
何気ない会話から新しい土地に興味を持つ姿勢を見せられます。
仕事の範囲や量が変わっても全力で頑張る
出向先では自分のカバーするエリアや仕事の量が
これまでと段違いに違う場合が多いです。
まずは全力で頑張ってみて下さい。
会社が社員を出向させるのは、
色々な仕事を任せて成長させるというのが理由の一つ。
入社後、数年は細分化された仕事を専門的にきっちりやってもらう。
そして慣れたらもう少し色々な意味での仕事の範囲を広げたところで頑張ってもらいたい。
仕事の枠が広がっても、仕事をこなす、売り上げを上げる、社内外の人脈を築くことができたならば、
社内でのあなたの評価がぐんと上がります。
会社に期待されているんだ、と思って頑張りましょう。
出向不安解消法③ これを機に新しいことに挑戦してみる
家族、友達、同期、彼氏彼女もいない週末はとても暇。
一人じゃどこも出かける気がしない、
と家に引きこもっているなんてもったいない!
これをきっかけに新しいことに取り組んでみませんか?
私の身近な人の中でも、出向をきっかけに新しい趣味ができて、世界が広がった、友達ができた、という人、結構多いです。
私の場合はゴルフが多いですね。
いろいろな人脈ができたり、
森林浴ができて気分も爽快になります。
まとめ
本記事では、
・初めての出向の不安事項
・出向への心構え
・出向の不安 解消方法
についてお伝えしました。
初めての出向辞令。
不安があって当たり前です。
その不安をできるだけ解消して
新しい土地で成長する自分になれるように
本記事を書きました。
参考にして、
出向して良かったと言っていただければ
幸いです。
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