面接官の態度で合格か不合格か
わかると聞きました。
できるだけ早く結果が知りたいので、
見るべきポイントを教えてください。
技術士口頭試験は
一般的に言うと面接になります。
試験が12月初旬~1月末の内の1日で実施され、
結果が3月初旬に発表されます。
長い人だと3か月も待たないといけません。
ずっと心配だとストレスがたまるので
ある程度合格しているかがわかる
フラグがあるとうれしいですよね。
この記事では
技術士口頭試験を経験した私が
試験勉強の中で得た知識を元に
合格フラグ、不合格フラグをお伝えします。
・技術士2次試験合格者(機械部門)
・技術士1次試験は5度目でやっと合格
・技術士2次試験は1度目でなんと合格
・機械設計をして20年
こういった私がお伝えします。
技術士口頭試験とは・・・
国家資格「技術士」の為の試験の一つです。
技術士になるには
技術士一次試験・技術士二次試験(筆記)・技術士二次試験(口頭)
の3つの試験を順に合格する必要があります。
ここでは、最終関門の口頭試験について説明します。
技術士口頭試験の内容
筆記試験に合格した方のみ、
口頭試験を受験できます。
口頭試験では、技術士に求められる6つの資質能力に関する試問が行われ、
その知識はもちろん、知識を継続的に研鑽できる人かどうか
という人柄もチェックされます。
加えて、筆記試験の答案と、
業務経歴票に記載した内容について質問をされます。
例えば、筆記試験で誤った解答をした問題について解説を求められたり、
小論文のテーマを選んだ理由について質問されたりすることが想定されます。
試験時間は基本20分。
延長も認められており最長30分です。
技術士口頭試験の合格基準
技術士としての合格基準について知っておきましょう。
技術士の口頭試験は、4つの評価項目において60点以上が合格基準です。
1項目でも60%に満たなければ合格には至りません。
技術士としての実務能力・適格性を採点されます。
①コミュニケーション、リーダーシップ(30点)
②評価、マネジメント(30点)
③技術者倫理(20点)
④継続研鑽(20点)
点数設定されていますが、
点数はあまり意識しなくていいです。
加点方式なので、
試験官の方が満たしていると判断すれば
クリアできます。
技術士口頭試験で期待できる4つの合格フラグ
・試験時間が規定時間通り20分で終わる
・①~④の分野を万遍なく聞いてくれる
・話しがかみ合っている
・回答に対して、途中で遮られることがない
口頭試験で落とされるサインかも?4つの不合格フラグ
・試験時間が30分ギリギリ
・質問に対して黙ったまま
・試験官と真っ向から口論してしまう
・申込書の内容と受験分野と違う分野ですねと言われたとき
試験中に不合格フラグを感じてしまったときはどうする?
試験中に不合格フラグを感じたからといって、
その場であきらめるのは非常にもったいないです。
試験が終了するまでチャンスはあると考えて、
最後まで積極的に自分をアピールしましょう。
口頭試験は加点式です。
減点はありません。
どこかの分野で点数が不足していても
試験時間に余裕があれば
試験時間内で不足している項目を
更に聞いてきてくれます。
不合格フラグが勘違いである可能性も大いにあります
万が一、高い評価を受けていなかったとしても、
その後のアピールで状況を好転させることは十分にできます。
口頭試験で落ちたら見直したいポイント
・ビジネスマナーや身だしなみに問題はないか
・コミュニケーションの仕方に問題はないか
・志望動機が明瞭かどうか
・積極的にアピールできているか
口頭試験で受かるための対策方法
・ビジネスマナーや身だしなみを見直す
・何度も面接の練習を行う
・業界分析・企業分析をしっかり行う
・志望動機や自身の強みを整理する
まとめ
合格・不合格フラグはあくまで目安として、最後まで力を出し切りましょう。
本記事では、合格・不合格フラグを紹介してきましたが、
これらはあくまで目安なので
実際は正式な選考結果が出ないと分かりません。
一喜一憂せずに、落ち着いて最後まで力を出し切って口頭試験に挑みましょう。
もし面接が苦手だなと感じる場合には、
自分一人で悩まず、
他の人の力を借りるのが良いです。
通信教育がおすすめですよ。
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