技術士試験 合格率10%の2次試験の論文試験は合格したけど
その後にある口頭試験の合格率が気になる。
一番厳しい論文試験を合格してホッとし、
次の口頭試験を考えるとかなり不安になりますよね。
なんといっても口頭試験が不合格だったら
論文試験からやり直し。
この記事の対象は
2次論文試験を合格して、これから口頭試験を受ける方向けですが、
1次試験を合格して、これから2次試験の受験申込書を書く方も参考になる記事です。
この記事では
・口頭試験の紹介
・口頭試験の合格率:全体の合格率と技術部門別の合格率
・口頭試験に合格するには:口頭試験の内容と対策方法
を紹介いたします。
技術士 2次試験口頭試験とは何か
技術系最高峰の国家資格 技術士の最後の試験です。
1次試験(筆記試験)→2次試験(筆記論文)→2次試験(口頭)
1次試験と2次試験は年単位で実施されているので
早くても合格まで2年かかります。
その技術士第二次試験では、
筆記試験の合格者のみに口頭試験が行われます。
口頭試験では、技術士にふさわしい資質(コンピテンシー)を
持っているか確認する試験です。
業務経歴や応用能力に関する試問が行われますが、
技術士倫理や継続研鑽の有無もチェックされます。
技術士 2次試験口頭試験の合格率
口頭試験の合格率は90%です。
10人に1人は不合格になります。
技術部門による合格率の違い
技術部門によって合格率はかなり異なります。
部門は20部門ありますので
それぞれの率です。
機械 75.7%
船舶・海洋 75.0%
航空・宇宙 88.9%
電気電子 88.2%
化学 96.7%
繊維 100.0%
金属 96.2%
資源工学 71.4%
建設 89.5%
上下水道 90.6%
衛生工学 93.8%
農業 95.6%
森林 96.6%
水産 79.2%
経営工学 94.7%
情報工学 78.9%
応用理学 92.1%
生物工学 62.5%
環境 89.7%
原子力 94.4%
"2019年の統計"
技術部門によってかなり合格率が違う
71.4%(資源工学)~100%(繊維)で
70%台=4人に1人が不合格になるのが、
機械、船舶・海洋、資源工学、水産、情報工学
が厳しく
95%以上=20人に1人しか不合格にならないのが、
化学、繊維、金属、農業、森林、経営工学、応用理学、原子力
が比較的安心です。
口頭試験に合格するには
口頭試験に合格するには
まずは口頭試験とはどういったものか知るために
技術士2次試験口頭試験の
技術士会のHPを確認してください。
技術士会
技術士会のHPがわかりにくいので
こちらの書籍がおすすめです。
第6版まで出ているので、
安心できます。
私も購入しました
書籍で理解した上で、
模擬面接を受けていくのが良いです。
私は社内技術士に2回実施してもらいました
そういった人がいない場合は
アガルートなどで依頼すればしてくれます。
多少お金はかかりますが、不合格になるよりは全然コスパは良いです。
まとめ
技術士 口頭試験の合格率は90%です。
技術部門によって変動するので
自分の技術部門を確認して対策して
合格者となってください。
動き出すことが大事です。
まずは以下の本を購入して
口頭試験とは何か理解して進めましょう。
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