仕事をしていると
あらゆる観点から調べて選択肢が増えるけど
その選択方法がわからない
という人多いかと思います。
その際に使える指標があります。
QCDで比較する!
です。
このあたりを掘り下げて
説明します。
QCDとは
製造業における「quality, cost, delivery」(品質、価格、納期)の略
wikipedia より出典
Q(quality):品質
C(cost):価格
D(Delivery):納期
です。
QCDを使う前に・・・
QCDを使う前に事前に準備することがあります。
現状を把握することです。
課題・問題を明確に
まずは課題・問題を明確にします。
するべきことは何か?
例:商品の色 現状2色であるが
増やすべきか
これがないと目印が無くなるので
論点がずれていきます。
明確にすることが大事です。
アイデア展開
次にアイデアを展開します。
このときに注意すべきはどんなアイデアでも
まずはリストアップすることです。
(これをブレインストーミングともいいます)
例:4色展開にする
6色展開にする
6色展開にするが2色は特注対応
QCDを使ってリストアップする
例に沿って説明します。
例は「商品の色 現状2色であるが
増やすべきか」
ですので、QCDで何が必要かリストアップします。
Q:品質については
・デザイン
・強度
・機能
等があります。
C:価格については、
・単価
・金型投資
D:デリバリーについては、
・最小ロット数
・在庫金額
・納期
があります。
QCDを使って選択する
アイデアを横軸
QCDのそれぞれの項目を縦軸
アイデアの最終欄には、判定
を入れて、数字や文言をいれていきます。
実際にQCDを使ってやってみます
まずはエクセルで欄を作ります。
アイデアを横軸
QCDのそれぞれの項目を縦軸
アイデアの最終欄には、判定の欄を作ります。
これをマトリックス形式と言います。
横軸にアイデアを入れます
表の横軸にアイデアを入れます。
縦軸にQCDとそれぞれの項目を入れます
縦軸にQCDとそれぞれの項目を入れます
アイデアをQCDの項目に対して評価していきます
アイデアをQCDの項目に対して評価していきます
それぞれの評価を全体評価にまとめます
それぞれの評価を全体評価にまとめます
そうすれば
自ずと評価が下せます。
表にすることの良いこととして
・どういう思考で当時選択したかわかる
・コピーすることで違う評価軸でも評価できる
・違う検討も同じフォーマットが使える
ことが言えます。
自分も製品開発で20年弱していますが、
毎回の新製品開発でこの表を利用しています。
私はこちらの本を参考にして
表を作りました。
仕事の考え方がいろいろ書いている本です。
10年前に購入して今も使っています。
まとめ
出されたアイデアを過不足なく
検討するには
QCD
で考える一択です。
皆さんも利用してみてはどうでしょうか?
コメント
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