![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png?w=1256)
仕事をしていると
あらゆる観点から調べて選択肢が増えるけど
その選択方法がわからない
という人多いかと思います。
その際に使える指標があります。
QCDで比較する!
です。
このあたりを掘り下げて
説明します。
QCDとは
製造業における「quality, cost, delivery」(品質、価格、納期)の略
wikipedia より出典
Q(quality):品質
C(cost):価格
D(Delivery):納期
です。
QCDを使う前に・・・
QCDを使う前に事前に準備することがあります。
現状を把握することです。
課題・問題を明確に
まずは課題・問題を明確にします。
するべきことは何か?
例:商品の色 現状2色であるが
増やすべきか
これがないと目印が無くなるので
論点がずれていきます。
明確にすることが大事です。
アイデア展開
次にアイデアを展開します。
このときに注意すべきはどんなアイデアでも
まずはリストアップすることです。
(これをブレインストーミングともいいます)
例:4色展開にする
6色展開にする
6色展開にするが2色は特注対応
QCDを使ってリストアップする
例に沿って説明します。
例は「商品の色 現状2色であるが
増やすべきか」
ですので、QCDで何が必要かリストアップします。
Q:品質については
・デザイン
・強度
・機能
等があります。
C:価格については、
・単価
・金型投資
D:デリバリーについては、
・最小ロット数
・在庫金額
・納期
があります。
QCDを使って選択する
アイデアを横軸
QCDのそれぞれの項目を縦軸
アイデアの最終欄には、判定
を入れて、数字や文言をいれていきます。
実際にQCDを使ってやってみます
まずはエクセルで欄を作ります。
アイデアを横軸
QCDのそれぞれの項目を縦軸
アイデアの最終欄には、判定の欄を作ります。
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2019/07/QCD_1-300x179.jpg?resize=300%2C179)
これをマトリックス形式と言います。
横軸にアイデアを入れます
表の横軸にアイデアを入れます。
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2019/07/QCD_2-300x181.jpg?resize=300%2C181)
縦軸にQCDとそれぞれの項目を入れます
縦軸にQCDとそれぞれの項目を入れます
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2019/07/QCD_3-300x177.jpg?resize=300%2C177)
アイデアをQCDの項目に対して評価していきます
アイデアをQCDの項目に対して評価していきます
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2019/07/QCD_4-300x180.jpg?resize=300%2C180)
それぞれの評価を全体評価にまとめます
それぞれの評価を全体評価にまとめます
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/uploads/2019/07/QCD_5-300x179.jpg?resize=300%2C179)
そうすれば
自ずと評価が下せます。
表にすることの良いこととして
・どういう思考で当時選択したかわかる
・コピーすることで違う評価軸でも評価できる
・違う検討も同じフォーマットが使える
ことが言えます。
自分も製品開発で20年弱していますが、
毎回の新製品開発でこの表を利用しています。
私はこちらの本を参考にして
表を作りました。
仕事の考え方がいろいろ書いている本です。
10年前に購入して今も使っています。
![](https://i0.wp.com/continuedstudy.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png?resize=32%2C32&ssl=1)
まとめ
出されたアイデアを過不足なく
検討するには
QCD
で考える一択です。
皆さんも利用してみてはどうでしょうか?
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