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出向の断り方?拒否できる理由とできなかった際の対処法

単身赴任

会社の上司から出向の話がありました。
知らない土地だし、知らない会社だし
行きたくありません。
断る方法ありませんか?

会社で働いていると
こういった場面に出くわす人もいます。

言われたとき どうしたらいいかわかりませんよね。

本記事では
出向の辞令が出た際の断れるかどうかを解説します。
後半では私の実例も入れています。

これを書いている私は
就職して8年親会社で働いて
その後子会社に出向して9年。
いまは親会社に戻って2年です。

出向が会社員人生の半分ですが、
現在は出向経験を生かして
仕事に取り組めています。

こういった私がお伝えします。

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出向を断るには?辞令を拒否できるケースとは

出向の辞令を断るには正当な理由が必要です。
ここでは正当な理由で出向を拒否するための、
いくつかの確認事項を紹介します。

・就業規則の内容
・契約上の勤務地
・権利の濫用(パワーハラスメント)
・家庭の事情

就業規則の内容

会社には就業規則があります。

就業規則に出向に関する内容が書かれているかによって
断れるかどうかが
まず判断できます。

「業務の都合により、配置転換や出向を命じることがある」
などといった記載があった場合は、
原則として出向を断ることは難しいでしょう。

就業規則は数十ページにわたるので
読みにくいです。
ただし、きちんと読まないと、
断れるものも断れなくなるので
きちんと読みましょう。

もし記述があった上で出向を拒むと、
業務命令を無視されたと判断され、
懲戒処分の対象となります。
場合によっては解雇されることもあります。

また、就業規則には記載がなくても、
人事規定など他の規則に
出向に関する規定が書かれている場合もありますので
きちんと読むようにしましょう。

探せなかったら、
過去に出向した人に聞いてみるのがいいでしょう。

喜んで出向する人は少ないので、
何かしら調べている人ので、
聞いてみましょう。

契約上の勤務地

出向を断ることができるケースの一つとしては、
契約で勤務地域が限定されている場合があります。

地域限定社員がこれにあたります。

出向先が、限定した地域以外の場合
会社が契約違反となります。

地域限定社員だと
恐らく手当も少なくなっていますので、
この場合は
きちんと出向を拒否することができます。

権利の濫用(パワーハラスメント)

嫌がらせのための出向といった報復人事であると認められた場合は、
出向を拒否できることがあります。

「パワーハラスメント」ですね。

上司と意見が合わなかったり、
人間関係のトラブルで部内の雰囲気がぎくしゃくしてしまった場合に、
人事異動が使われることがあります。
その一環として出向の辞令が出る場合があるのです。

ただこの場合は裏付けがかなり難しいです。
メールで残っていればいいですが、
残っていなければボイスレコーダーなど証拠を取っていかないといけません。

その際は労働組合や労働監督署に相談しましょう。

家庭の事情

家庭の事情で、現在住んでいる場所から移動できない場合は
猶予をもらえることもあります。

・介護が必要な高齢の両親がいる場合
・病気の治療のために、転院が難しい家族がいる場合

これらの場合は、会社もロボットではないので、
会社も全体最適で考えてくれますので、
出向を再考してもらえる場合があります。

出向のメリット

断れずに出向した場合でも、
悲観しないでください。

メリットは多々あります。

大きく分けると、3つのメリットがあります。

キャリアアップにつながる

出向は転職と同じ様に新しい環境になり、新しい経験ができます。

出向の目的の一つに「社員の育成」があると説明しましたが、
育成には同じ事を繰り返すだけでなく、
新たな業務へのチャレンジも必要になります。

様々な環境・部署での仕事を経験することで、
こなせる業務の幅も広がります。

この経験が自身のキャリアアップにつながるケースが多いのです。

昇進のために出向を利用している企業もあります。

新しい人間関係を作れる

出向すると業務の内容だけでなく、自分を取り巻く人々も大きく変わります。

もちろんその中で新しい人間関係を作らなければ、業務を円滑に進めることができないわけです。

こういった新しい出会いが、自分に新しい価値観を与えてくれます。
良い仕事のパートナーが見つかることもあります。

出向前の人脈と出向後の人脈の両方を上手く結びつけることで、
会社に対して新たな事業提案ができるケースもあります。

更に自分に合った仕事・職場環境が見つかる

もし今の仕事の内容に悩んでいるのであれば、
出向はチャンスになる可能性もあります。

出向して仕事内容が変わったことで、
自分に合った仕事に巡り合えるかもしれません。

職場環境や人間関係に悩む方にとっても、
これまでとは違う新しい環境で仕事をすることにより、世界が変わるかも知れません。
より良好な人間関係が新しく構築できれば、これまでよりも仕事がはかどる可能性もあります。

出向を経験した私の事例

ここからは想像しやすいように
具体的に私の事例を紹介いたします。

私の場合 出向は断れませんでした

私の場合は
就業規則に書いてありました。

第*節 異動
第**条 出向、駐在
会社は、業務の都合により従業員に出向あるいは駐在を命ずることができる。
出向・駐在者に対する労働条件そのほかについては別に定める

とあり、きっちり就業規則に書いてあったので、
断れませんでした。

更に、区分として、
・グローバル社員(給料高め)
・地域限定社員
とあり、
グローバル社員になっていたので、
地域縛りもありませんでした。

私の出向したときの感想

メリットで書いたようなことが
すごくありました。

子会社に出向したので、
経営層との距離が近くなり、
いろいろ知ったり、
どうしたら会社にいい影響が出るかを
知ることができましたので、
以下のことができました

・キャリアアップ
経営層とよく話ができたので
何をすればいいかわかったので、
仕事が効率よくできたので、
成果が認められ
出向中に2段階キャリアが上がりました。
・新しい人間関係の構築
出向先にも深い人間関係を構築できています。
更に旧来からの人間関係を織り交ぜて
自分にしかできない仕事もできるようになりました。

まとめ

本記事では
出向の辞令が出た際
断れるかどうかを解説しました。

大事なのは就業規則です。
まずは確認しましょう。
それにより断れるかどうかわかります。

断れない方に向けては
出向のメリットもお伝えしました。

それでも絶対に出向したくないのであれば、
出向の可能性が低い企業・職種に転職するのも一つの方法です。

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