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出向 辞めたい!【きちんと考えないと後悔します】

単身赴任

全国転勤可で会社に就職したけど、
違う会社に行く出向もあるとは知らなかった。
仕方なく出向を受け入れたけど
出向中なのに辞めたくて仕方ありません。
出向期間中だと辞める手続きって大変なのでしょうか?

出向だと違う会社に行くので、
企業文化も場所も働く人も変わります。

なじめなくなってしまうのも仕方ありません。
辞めたいと思うのも仕方ないでしょう。

本記事では、辞めた後、後悔しないように、
辞める前にきちんと整理をできるための記事を用意しました。
・出向以外に会社や仕事に不満がないか
・会社に出向について交渉してみる
・出向のメリット・デメリットを考える
・辞める前に転職活動してみる

これを書いている私は
就職して8年親会社で働いて
その後子会社に出向して9年。
いまは親会社に戻って2年です。

出向が会社員人生の半分ですが、
辞めたい気持ちもありましたが、
現在は出向経験を生かして
仕事に取り組めています。

こういった私がお伝えします。

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出向以外に会社や仕事に不満があるのか考える

出向には期間が決められています。

数年以降は本人の意思の確認が必要となります。
(私の会社は3年でした)

出向が嫌でも、自分会社や仕事自体が気に入っている場合は、
一時我慢しても仕事を続けたいと考えることもあります。

この仕事が天職だと思うほど自分に合っているとか、
会社にとても愛着があれば、考え方が変わってきます。

例え出向で、自分のやっている職種と違うことをやるとしても、
それも今の仕事の経験になるという前向きな気持ちになれるかもしれません。

しかしそうでもなく、生活の為に仕方なくまではいかなくても、
それほどやりたいとは思えない仕事をやっていたとしたら、
嫌な出向をさせられるということがきっかけで転職しどきなのかな?と考えるかもしれません。

まずは、自分はこの仕事に愛着があるのか、
やりがいを感じているのかを考えてみましょう。

もしかしたら、あなたは本当はこの仕事が合っていないと感じていても、
生活の為に我慢してやっていたということに(薄々は感じていても)はっきり気づくかもしれません。

振り返ると
どうしてこの会社に入ったのか、
どうなりたかったのか
を考えることが大事です。

会社に出向について交渉してみる

もしあなたが会社と出向に関して交渉できるようだったら、してみましょう。

私の近くには会社と交渉して、規定3年でしたが、2年で帰った人もいます。

最初の雇用契約で出向があることを承知しているはずなので難しいことが多いですが、
自分の好き嫌いではなく、
家族のやむを得ない事情、代表的なものでは他に代わる人がいない介護、家族が病気で
あなたがいないと生活が崩壊するなどの切実な理由ならば、話してみる価値はあります。

もしかしたら出向の期間を短くしてくれたり、
赴任先を考慮してくれるかもしれません。

どの程度ならば出向の拒否を認めてきたのかを調べてみると参考になりますし、
もしかしたら雇用契約で、転勤の地域が限定されていて
今回は、その地域外だったということもあり得ますので、
念のため一度確認してみると良いでしょう。

しかし、出向を承知で就職したのに正当な理由もなく拒否すれば、
懲戒解雇になる恐れがあるので、注意しなければなりません。

懲戒解雇までいかなくても、出世コースから外されたり、
今後冷遇されてしまうことも考えられますので、
交渉はしても、絶対に拒否するという姿勢はお勧めできません。

まだ出向していない人には
こちらの記事を用意しています。

出向の断り方?拒否できる理由とできなかった際の対処法

自分や家族の気持ちが問題の場合

前述したような切実な問題はなく、
あくまであなたが、出向に対して嫌だと思っているなら、
どんなことが嫌で何が不安なのか考えてみましょう。

例をあげれば、

・出向先で一から人間関係を築く自信がない
・違う業務をやらされるのが不満
・今の部署が気に入っている
・一人で生活する自信がない、寂しさに耐えられない
・家族と離れたくない
・恋人と遠距離恋愛になってしまうのが不安
・家を買ったばかりでローン返済が不安
・家族と二重生活で、生活費の負担が大きい
・赴任先に行く気にならない
こうして列挙して冷静に見ると、
出向してもしなくても関係なさそうなことから、
あなたが辞めるしかなさそうなものまであることがわかります。

左遷のようなものだったり、
反対に自分には荷が重すぎるポジション、
着任してうまくいかなそうだと分かっている場合も、
出向ほどストレスは少ないかもしれませんが、あり得ます。

家族一緒に暮らしたいというのは、
人として当然の気持ちですが、
そうできず出向にならざるをえない事情もあります。
その時どうするかの選択ですが、
あなただけでなく、子どもの成長具合や配偶者の気持ちや事情にもよります。

どうしても離れたくない場合は、家族揃って転勤という選択もあるでしょう。

家のローンというような経済的な問題は、
気持ちの問題だけでは片付けられないかもしれません。

例えば、出向の手当が足りなくて赤字になってしまう場合で、
赴任期間が長く、損失がかなり大きいときは、
会社を辞めるか、家を売るなど、何らかの手立てが必要になります。

また出向ではなく家族も一緒に転勤することができるなら、心の満足だけでなく生活費の節約になります。同じ節約でも、家族は配偶者の実家に住むことにして、今の家は貸して家賃収入を得ているケースもあります。

とすると、大きくいえば家のことも結局、気持ち一つともいえそうです。何が一番大切かを考えることになるからです。

以上のように詳細に見ていくと、出向はあなたと家族の幸せを見直す一つの機会ともなりそうですね。

辞めるメリット・デメリットを考える

辞めるメリットデメリットを分析して、
その結論でいいのかどうか最終的な答えを出しましょう。

これは、自分や家族の様々な複雑な問題の優先順位をつけるだけでなく、
漠然と嫌だな~という感情から抜け出すのにも良い方法です。
書き出してみることや、家族ときちんと話すことが大事です。

感情的にならず、どうしたら家族が幸せになれるのかを
ポイントにして優先順位をつけていくと良いです。

【辞めるメリット例】

・次は通勤圏以外の転勤がない会社を選べる
・恋人と遠距離にならずにすむ
・家族離れずにすむ
・・・

【辞めるデメリット例】

・次の仕事が今の仕事と同じようなものになる保証がない
・失業保険の期間中に転職できるかわからない
・自分に期待してくれていた上司を裏切ることになる
・彼女の評価が下がるかもしれない
・・・

こうして単に何となく嫌だという段階から
一歩踏み込んで、
あなたが生きて行く上で、何を優先したいのかを考えてみましょう。

それでもやはり辞める方が良い場合もあると思います。

出向はできないという結論なら転職するしかない

異動辞令はそんなに何か月も前に出されるというのは少ないでしょうが、
例えば1か月前に出されたとしても、
どうしても嫌な出向である場合は、
在職中に転職活動を試みてもいいのではないでしょうか?

無理であれば転職するしか道はありません。

現在は様々な転職サイトがあり、
以前より転職の敷居も低くなっています。

なので、たくさん考えてみたけれどやっぱり嫌だ!と思った出向を無抵抗に受け入れるより、
あなたのできる限りのことをしてみた方が後悔しないのではないでしょうか?

その手ごたえをみて、
退職するか、一度会社の辞令を受け入れてみるか考えてみてもいいかもしれません。

もし縁があれば、その1か月で自分の希望の会社に転職できるかもしれません。

しかし注意しなければならないのは、
いくら期間が短いからといって、
あまり気乗りのしない、自分の希望の条件とはかけ離れているような会社に
慌てて入社しないようにすることです。

私自身も以下のサイトで転職活動をしました。
いろいろな会社を見ることで
自分の市場価値、年収がわかることができ、
やはりこの会社・この職種が自分にマッチしていると感じ
辞めたいと思っているときより
仕事ができるようになり、
階級もあがり、本体に戻ることができました。

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まとめ

出向すると企業文化、人、場所が変わるので
馴染めなく、辞めたいと思うのも仕方ありません。

この記事では以下を整理してお伝えしました。
・出向以外に会社や仕事に不満がないか
・会社に出向について交渉してみる
・出向のメリット・デメリットを考える
・辞める前に転職活動してみる

きちんと整理すると
今の道でも次の道でも
しっかり歩めます。

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