労働組合がない会社に就職するのは危ないですか?
労働組合がない=ブラック企業
という記事をよく見かけるので不安になります。
労働組合がないと
心配になってきますよね。
労働組合が存在しない状況は、
仕事に対する不安を引き起こすことがあります。
しかし、結論から言えば、
労働組合がなくても問題ありません。
この記事では、以下のポイントについて詳しく説明します。
・労働組合とは?
・労働組合がない場合の懸念点
・労働組合のない大企業の例
・会社とのトラブル時に相談できる場所
を説明していきます。
この記事を書いている私は、
20年間にわたり労働組合費を支払ってきました。
初めから疑問に思っており、
徹底的に調査し、その結果を記述しています。
労働組合とは
労働組合とは
労働組合とは、労働者の連帯組織であり、誠実な契約交渉の維持・賃上げ・雇用人数の増加・労働環境の向上などの共通目標達成を目的とする集団である。 その最も一般的な目的は、「組合員の雇用を維持し改善すること」である。
「引用:wikipediaより」
とあります。
憲法でも労働組合を結成する権利が認められています。
一般的に言われている意味合い としては
・会社に対しての交渉を自分の代わりにしてくれる
・不当な扱いをされた際に対処してくれる
・通常業務では交流のない他の組合員と関わり合いができる
となります。
労働組合がない場合
労働組合がない場合どうしたらいいの?大丈夫?
となりますよね。
ただ、上記のことは
大量入社・同じ労働をしていた過去の話で
最近は、労働組合が無くてもほとんどが効果ありません。
大量生産の時代から個々の時代に変わりつつあるからです。
・経営者vs労働者の図式がおかしい
・労働基準法が整ってきた
・働き方が多様化していきている
こういったことがありますので、
時代遅れとなってきています。
労働組合のない会社の例【大企業もあります】
代表例としては、
・任天堂
・スターバックス
・アップル
・Amazon
があります。
時代の先端を行っている会社ですね。
特になくても、問題ないことがわかります。
大企業に関しては、世間の目もあるので、
そこまで労働組合の有無で
待遇に影響はありません。
労働組合がある会社 ない会社の違い
労働組合がある会社 ない会社の違いとしては、
働き方としてはそこまで変わりありません。
労働組合がある会社は
・労働組合費が徴収される
・労働組合活動として、時間外に時間が取られる
等デメリットだらけです。
詳しくはこちらの記事にも書いています。
会社とのトラブルをどこに相談すれば
労働組合がないと
会社とのトラブルをどこに相談すれば
と心配になりますよね。
会社とのトラブルの相談先としては
・労働基準監督署
・弁護士
・合同労組
現在の労働組合はほとんどが形骸化しているので、
労働組合に入っている人も
こちらの方法を取ることになると思います。
労働基準監督署に相談する
トラブルがあれば、
労働基準監督署に通報しましょう。
会社における問題は、
労働基準監督署に通報して
解決できることもあります。
カラ残業や残業過多、労災に繋がる事故の場合は、
労働基準監督署に相談することによって
すみやかに助言指導、是正勧告がなされ、
解決に至るケースがあります。
実際に会社の総務や人事は、
労働基準監督署を恐れています。
労働基準監督署は通知なしに会社に来て
調査ができる権限があります。
会社側は従うしかありません。
労働基準監督署が動けば、
逮捕され刑事罰に処されるといった
強い圧力になるからです。
弁護士に相談する
弁護士は法律のスペシャリストです。
裁判という強い強制力をもって問題解決するのに適しています。
会社がブラックで、交渉しても聞いてくれそうにないとき、
弁護士であれば、労働審判、裁判を活用して、
強いプレッシャーを与え、スピーディに労働者の権利を実現できます。
合同労組に相談する
合同労組は、
社外にあって、労働者1名から加盟できる労働組合です。
加入資格は特になく、
正社員だけでなくアルバイト、派遣、契約社員もサポートしてくれます。
合同労組でも社内の労働組合と同じく、
憲法や労働組合法の権利保護を受けられます。
合同労組は会社とのしがらみなく、
純粋に労働者の味方になり、むしろ良い解決が期待できます。
労働組合がなくてトラブルとなった場合
自分悪くなくても
そのトラブルが解決したとしても
会社を居づらくなってしまいます。
その場合は転職も一つの方法として考えましょう。
最近は一つの会社に縛られる必要はありません。
おすすめ転職サイト
私も利用したおすすめ転職サイトです。
まずは一度他の会社の情報を見るのは
無駄ではありません。
登録すれば無料で
自己分析シートを作ってくれるサイトもあります。
軽い気持ちでもいいので、試しにしてみてみると良いでしょう。
第1位:ミイダス
・「日本の人事部 HRアワード」の最優秀賞を受賞し、有効性が示されています。
・「ミイダスコンピテンシー診断」(自己分析)が無料で利用でます。
・コンピテンシー診断(自己分析)ではあなたの得意・不得意が分析できます。
・転職別、年齢別、学歴別の年収データ(200万人以上)が知れます。
・ミイダスの求人は、パーソルの求人企業があるので数多い中から選べます
・あなたの市場価値から本当のキャリアパスを提案してくれます。
診断が無料でできるのがいいところですね。
自己分析に最適です。
第2位:doda
※転職の大手のdodaです。
私も利用しました。
自己分析も無料でしてくれます。
こちらで経験談書いてます。
【無料】自己分析ならDODAのパーソナリティ診断を利用しよう
第3位:ウズウズ
・理系に特化しているので、85%以上の人が1社以上の内定を取っています。
・理系にありがちなブラック企業を徹底排除しています。
・もちろん理系の求人が通常転職サイトより多いです。
理系の人は是非登録してみましょう。
まとめ
この記事では
・労働組合とは
・労働組合がない場合
・労働組合のない大企業の例
・会社とのトラブルをどこに相談すれば
を説明しました。
労働組合があってもなくても
変わりありません。
トラブルの解決方法も
書きましたので、
気持ちよく働けるように
頑張りましょう。
労働組合のことがもっと知りたい方はこちらの本をおすすめします。
コメント