会社からQC検定を受験するように言われたのですが、
何の資格?どんな内容?どれくらい難しい?
QCは、高校や大学でも習わないので、
いきなり言われてもわからないですよね。
この記事では、
・これからQC検定を勉強しようとお考えの方
・初心者の方のために
・QC検定を取得するメリット
について書いています。
製造業で働いていて、
QC検定2級・3級を取得しています。
技術士(機械部門)でもあります。
こういった私が解説していきます。
QC検定とは何か?
まずはQC検定を取る意味と取る方法を知ることが良いと思います。
QCとは、良い製品やサービスを生み出すための体系的な活動学ぶものです。
それを総称して「品質管理活動」と呼んでいます。
QCとはQuolitey Control(品質管理)の略です。
QC検定とはそれらをテストするものです。
QCを学ぶメリットは?
QCは他の学問と違い 実務より生まれた学問です。
QC検定を取得しているということは
ビジネスをする上で即戦力として証明している資格なのです。
ということは、学生の時にQC検定を取得していると、
就職の際に役立つということです
また、QC検定は、
品質管理や品質保証の職種を目指す人たちのように直接的に実務で使わなくとも、
一般常識として習得することで、あらゆる企業体の経済活動への理解が進み、社会人としての見識が格段に広がります。
ですから、進路を定めていない学生の方にも有用です。
現在QC検定を受ける人は急激に増えています。
実際に受験申込者は1年で10万人以上です。
そういった意味で、あらゆる職業、立場の人たちから
QC検定は人気の資格となっています。
QC検定3級レベルであれば大学の入学試験より簡単なので、
学生でも勉強すればQC検定3級は取得できます。
こういったことから
QC検定はコスパの良い資格
ということになります。
逆にQCを学ばないと?
会社的には
科学的に仕事が進められないという
イメージを持たれてしまいます。
今の社会において品質管理はとても重要です。
近年相次ぐ食品偽装や異物混入などの問題において、
品質管理がしっかりなされていない事がその原因だからです。
QC検定のスキルが必要な仕事
QC検定の習得が必要な職業と、それらの職業がどれぐらいのレベルの簿記能力が必要となるかを、
検定を基準にしてご紹介します。
品質管理・品質保証部門
もちろんこの部門では必須のスキルです。
無くても配属はされますが、体系的に問題解決・課題達成ができません。
就職する際の目安としては、QC検定3級以上のスキルが必要な場合もあります。実際に3級以上が応募の条件になることも多々あります。
製造部門/設計・開発部門/資材・調達部門
どの部門でもこの知識があれば、問題解決する際に道しるべになってくれます。
問題解決ができる能力があれば、どの部門でも重宝されます。
その他、社会人の一般常識として
その他の職種であっても、現状を把握し向上する方法ですので、
体系的に学んでおくと
生活でも良いサイクルで向上できるようになります。
QC検定の種類
QC検定は
1級/2級/3級/4級の試験があり、
4級が一番簡単で1級が一番難しいです。
受験資格はなく誰でも受験できます。
1年に2回あり。3月と9月にあります。
受験者、合格者共に年々増えています。
直近だと
受験者は69,569人(2019年3月)
合格者は30,701人(2019年3月)
でした。
合格率は、
1級:10%
2級:30%
3級:50%
4級:90%
当たり前ですが、難しくなるほど、合格しにくくなっていますね。
反対に、4級だと90%なので、ほぼ合格するようです。
QC検定の勉強方法
勉強するにしても、ただやみくもに勉強しても時間のムダです。
私自身が合格した経験談を元に
以下をわかりやすく説明しています。
まとめ
QC検定とは何か?わかりやすく簡単に解説しました。
勉強するのが面倒だという人も
4級であれば合格率がかなり高いので、
勉強する前にまず申し込みしましょう。
それから勉強しても遅くはないです。
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